今始まる、白鳥の湖との熱き戦い at 山中湖
できましたよ、ブログのネタ。
こんにちは私です代表です村山です。
先日、ぷらっと湖に行ってきまして。
私ね、湖とか川とか海とか、水辺が好きなんです。
何でしょうね、日頃の不安とか不満とか憂さとか毒素とかカルマとか、一緒くた湖に放り込みたかったんでしょうね。
良い気晴らしになりましたね。
車を止め湖に降り立ち、「いやー綺麗だなー」なんて背伸びながらに深呼吸。
目の前に広がる広い湖
厚くたれ込めた雲の隙間から覗く夕日
静かな湖面を背景に、凛と佇む白鳥。これが、まさに『白鳥の湖』。
やはり、美しい湖と白ty…
…ん？
…え
ちょ
近い近い近い
え？なんなの？この子なんなの？ え？え？ ものっすごい寄ってくるけどなんなの？
餌？餌の要求なの？ この図太さ、なんのなの？ ハングリーボーイなの？ 見た目はホワイトカラーだけど、お腹のハングリーさはブルーカラーなの？
白鳥のイメージって、あるじゃないですか。 優雅で、しなやかで、あでやかで、凛として、人間には決して迎合しない、みたいな。
なのに君、なんなの？ ここは湖だよ？ 今んとこ『白鳥の湖』の体現者だよ？分かってる？ 白鳥業界のイメージダウンに繋がるよ？ もうちょい業界全体のブランディング、考えてこ？ 一緒に考えてこ？ って痛っっったい痛い痛い！
めっちゃアタッカータイプなんですけど。全然、凛として白鳥じゃないんですけど。
ちょっと面白くなってきてね、目の前のお土産屋さんで“お煎餅”を買ってみたんですよ。 「まぁ食わないかなぁ」なんて思いながらもね、言ったって白鳥だし。
めっちゃ 食うわ
めっちゃ むさぼるわ
いや、こっち見んなし
なんなの？あの遊覧船とお似合いかしら私？みたいな？ やかましいわ。
優雅じゃなかった。 白鳥、全然、優雅じゃなかった。
だってね、持ってる煎餅早くあげないと、「シ”ャ”ーー」とか「コ”カ”ァ”ーー」とか、声にならない声というか、ガーゴイルみたいな音発しながら噛み付いてくるんですよ。ガーゴイル見たことないけど。
いや、あの
なにその「愚かな人間達よ…」みたいな佇まい。 それともなに？「私も…みんなを乗せて遊覧したい…」みたいな？やかましいわ。
もう遅いよ？そんな格好付けたってもう遅いよ？君、今の今まで、野獣の如く煎餅むさぼってたからね？ っていうか私ごとむさぼろうとしてたからね？ もうバレてるからね？煎餅に群がるだけの、ただの鳥類だって。
はぁ
もうちょい、こう、そっと寄り添うようなね、大人同士の触れ合いみたいなね そういうの、期待してたよ？君の姿を見た瞬間は。
だしね、「あぁ煎餅なくなったなぁ」って思って、ぱっと見たら
ね、もう離れていきやがったからね。
皆様 『白鳥の湖』への過度の幻想はおやめ下さい。
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株式会社シェルドレイク 代表 ムラヤマ
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