社名から読み解くワイン会社大綱
「なにその社名」
これね、2015年末、そして2016年、もっとも言われたフレーズ。
『なにその社名』が見事、「とりあえず聞いといてやるかみたいな感じで適当に聞かれました大賞」に輝きましたどうもありがとうございました。
こんにちは、私です、代表です。
ものすごい困るんですよ、この質問。
端から端まで話すと長くなるので端折りますが、この事業を始めるにあたって、ワインの業界なんて、私なんにも知らなかったわけですよ。飲んで騒ぐ以外に。ワインどころか、酒全般も、飲食も、貿易も、なにも。
何のコネもなければ、業界に知り合いもいない。大した資金もない。販売ルートもない。 もういっそのこと“無い”で積み上げたジェンガで遊んでやろうかってくらい、なにもないわけです。
あるのは、現地ワイナリーとの直接のやり取りだけ。あとは勉強したワインの知識と、部屋に散乱するワインボトル。
そうなると、まずは同業他社さんのことをネットで調べるわけです、沢山沢山沢山沢山。山のように。ジェンガみたいに。ジェンガよく知らないけど。
まぁそれは今だって当然、なるべく調べるようにはしてるんですけど。
だからね、なんとなく、ふわっとなんですが、社名から香ってくる会社のスタイルとか、規模とか、自分の中で嗅ぎ取れるようになるんです。 これを、人は「偏見」とも言いますけどね。
ネットという大海でサーフィンしまくった私の経験から培った、社名のパターンとそこから読み取れる傾向は、ざっくり以下のように大別されます。
パターン①:自分の名前から取ったり、家系の歴史などを絡めた社名
これ、意外と多いんです。多分、代々続いているとこなんだなぁって会社さんが多いかと。酒じゃないけど三菱とか、マツキヨとか。
大抵は、ワインを扱う、というよりは、酒全般を扱ってらっしゃる会社と判断して差し支えありません。
そして、ほとんどの場合、このタイプの社名を付けてらっしゃる会社さん、めっちゃデカいわ。すいません取り乱しました心よりお詫び申し上げます。
資本金とか見ると、目ん玉飛び出て最寄り駅くらいまで転がっていきますし、これ見よがしに書いてやがる年商なんか見た日には、眼球が燃焼して灰燼に帰すくらいですよ、年商だけに、やかましいわ。
パターン②:実存する物質、現象、行動などを表す言葉を使った社名
これは説明しづらいんですけどね。例えを挙げればキリがない。そして挙げれば業界から嫌われる or 消される or クラックを受けて弊社サーバーがダウンする。そんな感じです。
言い方悪いんですが、有象無象です。
パターン③:ある言葉同士を組み合わせた造語による社名
これはよく見かけます。パターン①の比較的歴史が浅い版、みたいな印象です。やはり、デッカい会社さんが多いです。でも規模に関しては、ピンもキリもって印象。しかし、ピンの方は半端ないです。
例えば、この辺の会社さんがちょっと咳払いをしたとする。コホン て。
すると弊社のようなアバラ屋根、というかもはや寝袋みたいな会社は、一瞬で寝袋ごと燃焼して灰燼に帰します、年商だけに、やかましいわ。
もう一つ。オシャレ感、スゴイ。もうなんて言うか、ワインを飲むことがプライオリティであるという波動がビシビシと伝わり、そして私の経験不足などのある種の劣等感をピンポイントで牙突してきます、フェンシングみたいに。トゥクゥンッって。恋かよって。
ある意味、私が市場調査していて、一番精神にダイレクトアタックを受けるタイプです。
以上が、偏見に満ち満ちた「社名から読み解くワイン会社大綱」の序編となります。
そして、ここから本編へと入っていこうかと思いますが
思いますが
おもいま
?
あれ?
なんの話だっけ
そうだ、シェルドレイクの社名の話ですよね。
弊社ブランディングの弊害にしかならない気しかしないんですが、次回に回します。
株式会社シェルドレイク 代表 ムラヤマ
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