ワイン不完全ガイド「シェルブロ」

戦わないワイン商 (株)Sheldlake代表村山による、ワインとかなんかそんな感じのブログ

前前前世からプレミアム感ゼロの私がフライデーにできることとは

Before

 

 

 

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After

 

 

 

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……

 

 

 

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や  っ  ち  ま  っ  た

 

 

 

こんにちは私です代表です村山です。

冒頭からプレミアム感ゼロですいません。

 

ちょっと泣きながら、この記事を書いてます。

 

 

私の基本的な日々って、大体

・一人で色々動き回って“お一人様”してるか

・事務所で静かに引き蘢りうんうん唸っているか

という、いわゆる“ワイン商”のエレガントなイメージから何光年もかけ離れた生活を送っているんですけどね。

 

そんな生活してると、ともすれば世事に疎くなってしまうんです。

なので、主にスマホやPCを通して日々各種ニュースアプリを斜め読みし、時事を収集する。

そうすることで現世に私という実体をかろうじて留めているわけです。

 

 

ここ最近のホットワード 

そんな中、ここ最近あらゆるネット媒体で頻繁に見かけるワード。

それは「プレミアムフライデー」ですよね。

 

あまりにもプレミアムフライデープレミアムフライデーって出てくるもので、プレミアムフライデープレミアムフライデーやかましいなぁって、プレミアムフライデーのこと調べる気も失せるくらい世はプレミアムなフライデーしてて、3秒に一回は「プレミアムフライデー」が視界の端にひょこっとプレミアムして来る有様で、もう私の中のプレミアムフライデーがゲシュタルト崩壊を起こしかけています。

 

正直、プレミアムフライデーが何のことか全然分からなかったんですけど、“プレミアム”が付いてる時点で

 

あぁ、私には関係ないことなんだな

 

と反射的に感じ取りました。

これを「経験則」、またの名を「野生の勘」とも言います。

 

 

「プレミアムフライデー」の概念を覗き見る

しかしながら、私も一ワイン輸入販売会社の代表()してるわけです。「俺には関係ねーZE」なんて斜に構えてるわけにはいかないのです。

どうやら、政府と経団連主導で推進する、個人消費を煽るためのキャンペーン的なアレだということは何となくわかってきました。

 

と言うわけで、「プレミアムフライデー」そのものをちょっと検索してみました。

すると、「プレミアムフライデー事務局」なる、なんともクリティカルなホームページがジャストヒットします。

 

 

ふむふむ、なるほど。

これを見れば、PFの概念、その骨子とは何なのか。何をすれば“プレミアム”の仲間入りが出来るのか。きっと明らかになるのでしょう。

 

それでは私と一緒に、皆さんも勉強してみましょう。

 

 

 

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例えば

ちょっと長めの休日で 普段は行けない「2.5日旅」へ

 

例えば

大切な人と 夕方からゆっくり「アーリーディナー

 

例えば

平日昼間に ゆったり贅沢「午後ブラショッピング

 

例えば

友達みんなで集まって 「夕飲み

 

例えば

家族で揃って 料理を作って「午後パー

 

例えば

月末金曜は うちの会社でもみんなで早あがり

 

 Premium Friday Committee HPより)

 

 

 

 

うん

 

 

 

うんうん

 

 

 

 

 

やっぱ 全然関係なかったわ

 

 

全然、前前前世から関係なかったわ。 

 

 

 

「2.5日旅」って言うけど、「1日旅」もできない

 

「アーリーディナー」って言うけど、その時間いつも「レイトランチ」してるし

 

「午後ブラショッピング」って言うけど、買うものが事務用品くらいしか思いつかないし

 

「夕飲み」してくれる友達いない

 

「午後パー」に呼んでくれそうな人が思いつかないし

 

「みんなで『早あがり』」するような「みんな」がいない

 

 

 

… 

 

 

 

あれ

 

 

泣きたくなってきた。見なければ良かった。 

上述した私の「野生の勘」も馬鹿にはできませんね。

 

 

せめてロゴを愛撫したい

寂寥感が私の胸をいっぱいに満たしたところで、上記「プレミアムフライデー事務局」HP上で、こんな文字が目に入ります。

 

ロゴマーク使用申請

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なるほど。

 

会社名/団体名、自社HPなど必要事項を記載しロゴマークの申請を送る

後日承認が下りる

ロゴが使用できる

 

という流れのようです。

 

プレミアムフライデーを調べた途端、寂寥感の海に放り投げられ出鼻をくじかれたわけで、ちょっとあんまりじゃないですか。

それに、申請企業数も現時点で5000社近くいるわけですよ。まぁきっと錚々たる面子でしょうけどね。

 

 

この波に乗ってるのは、足下にも及ばない大手ばかり。

しかし、この大海原には何があるか分からない。

 

 

よし、弊社も申請してみよう

 

 

と、今思えばどういう思考回路なのか自分でも理解できませんが、「私も友達が欲しい」「このビッグウェーブに乗ってる感を出すだけでも良い」「せめてロゴを愛撫するくらいさせてくれ」という一心から、とりあえず申請してみます。

 

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こんな感じで、必要事項をどんどん埋めていきます。

 

しかし、最後の記入事項で、私の指は一瞬動きを止めます。

 

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使用用途(必須)かぁ…

 

 

「このロゴ使用申請に際し特に崇高な野望も志も何も無い、ということが事務局にバレてはいけない」

 

という下心が一瞬顔を出しますが、ここは正直に、想いの丈を綴ります

 

 

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日々馬車馬の如く働き、ロダンの彫刻如く頭を悩ませ続ける非人間的な生活から一瞬だけでも解き放たれ、空が明るい内からお酒を嗜むという極めて人間的でエレガントでオーセンティックでラヴィングユーなそのアクティヴィティに深い憧憬を覚え、せめてロゴだけでも眺めてプレミアム感を感じていたい、そんな恋心にも似た想いから当プレミアムフライデーロゴの使用申請を行っている次第でございます。

 

 

 よし と

 

 

これで我が社も、来月末の金曜日からプレミアムの仲間入りです。

会社として何をするか、今から楽しみです。

 

 

 

ただ一つ、懸案事項を挙げるとすれば

 

 

この申請内容で 承認されるのか

 

ということ。

 

プレミアムフライデー事務局さんは、果たして我が社がプレミアムに値すると判断してくれるのでしょうか。

 

告白の答えを待つかのような不安とトキメキを胸に、返答を待つことにします。

 

 

<P.S.>

ネックを割ってしまったワインですが

めっっっっっちゃ良いワインであるからして、とてもとてもとても勿体ないので、一人で仕事しながらがぶ飲みしてます。

 

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株式会社シェルドレイク 代表 ムラヤマ

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